続)強いか弱いか分らないカード
2010年11月23日 TCG全般 コメント (2)あちこちからご意見を頂けた為、取り合えず自分の中で決着をつけることに
①《ゴーレムの職工/Golem Artisan(SOM)》
・何故強さが分らないか
基本的に出てきたタイミングではただの5マナ3/3、ブロッカーとしてもいい所5/5止まり。
以前も話したがマナ食い虫のブロッカーでは延々と相手に展開されてしまう。
こいつの弱さはディフェンシブに使った時だろう。
・強さを活かす
このスペックを活かす為に理想的な展開を考えてみたが、ベストは《金属の駿馬/Chrome Steed(SOM)》や《錆びた秘宝/Rusted Relic(SOM)》を飛ばしている時だろう。
つまりオフェンシブな金属術デッキでもっとも強力と言えるのではないか。
逆にディフェンシブなコントロールでは序盤を凌ぎきる構成でなければただのマナ食い虫になってしまう。
②《剃刀のヒポグリフ/Razor Hippogriff(SOM)》
こいつに関してはただ強って事で結論が出ました。アーティファクトに関しては《起源の呪文爆弾/Origin Spellbomb(SOM)》拾えれば十分と言う結論です。
少なくとも《存在の破棄/Revoke Existence(SOM)》よりはこちらでしょう。
③《苦痛鍛冶/Painsmith(SOM)》
・何故強さが分らないか
黒を構築する時に根本的にアーティファクトが少ない傾向にあることが上げられるのではないか。またタフネス1の為死に易く(他の鍛冶でも同じことが言えますが)、中途半端間が否めないと言うこと。
・強さを活かす
これに関してはゴーレムの職工と同じ、オフェンシブな金属術デッキが最も適合しているだろう。特に《絡み線の壁/Wall of Tanglecord(SOM)》を乗り越えられる接死能力は、他には無い強みになる。
逆に弱いのは赤黒除去単や緑黒などのアーティファクトが必然的に薄くなるデッキ、やはり能力を活かす為にも有る程度のアーティファクトは欲しいと言うことだ。
④《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》
・何故強さが分らないか
これに関しては相当考えました、最終的に行き着いたのは「環境に3マナ2/1飛行、4マナ2/3が居ないこと」そして「環境に軽量の優良生物が多すぎる」が影響しているんじゃないかなと。話し始めると長いのでその辺りは上記生物を並べた戦闘を予想して見てください。
5マナ3/3飛行が弱かった時期は過去ありませんが、ミラディンの傷跡では偏に言い切ることはできないんだなと。
・強さを活かす
これも似たような同じ結論です、ブロッカーに回る必要が無いようなデッキ構成にすればよいのです。システム除去や《絡み線の壁/Wall of Tanglecord(SOM)》、《ニューロックの模造品/Neurok Replica(SOM)》などで地上をがっちり固めた上で、《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》がオフェンシブに殴れるのであれば何の問題もないのだから。
逆に序盤細いデッキだとただのブロッカーとなってしまい、泣く泣く地上生物に対してブロックを強いられることになる。
⑤《金屑化/Turn to Slag(SOM)》
・何故強さが分らないか
妙に安い、そして高レベルの卓になればなるほど装備品の存在が減っていくため。
たとえば《粉砕/Shatter(SOM)》と《感電破/Galvanic Blast(SOM)》と《金屑化/Turn to Slag(SOM)》を並べられた時に、迷路にはまってしまうのだ。
・強さを活かす
これに関してはまだ回答は見付かっていません、卓のレベルに合わせたピックを・・・と言うレベルの話しか出来ません。
ただ強いカードであるのは間違いなく、ボム生物の対処も可能である為１枚目の評価は上げても問題は無いのでしょう。
①《ゴーレムの職工/Golem Artisan(SOM)》
・何故強さが分らないか
基本的に出てきたタイミングではただの5マナ3/3、ブロッカーとしてもいい所5/5止まり。
以前も話したがマナ食い虫のブロッカーでは延々と相手に展開されてしまう。
こいつの弱さはディフェンシブに使った時だろう。
・強さを活かす
このスペックを活かす為に理想的な展開を考えてみたが、ベストは《金属の駿馬/Chrome Steed(SOM)》や《錆びた秘宝/Rusted Relic(SOM)》を飛ばしている時だろう。
つまりオフェンシブな金属術デッキでもっとも強力と言えるのではないか。
逆にディフェンシブなコントロールでは序盤を凌ぎきる構成でなければただのマナ食い虫になってしまう。
②《剃刀のヒポグリフ/Razor Hippogriff(SOM)》
こいつに関してはただ強って事で結論が出ました。アーティファクトに関しては《起源の呪文爆弾/Origin Spellbomb(SOM)》拾えれば十分と言う結論です。
少なくとも《存在の破棄/Revoke Existence(SOM)》よりはこちらでしょう。
③《苦痛鍛冶/Painsmith(SOM)》
・何故強さが分らないか
黒を構築する時に根本的にアーティファクトが少ない傾向にあることが上げられるのではないか。またタフネス1の為死に易く(他の鍛冶でも同じことが言えますが)、中途半端間が否めないと言うこと。
・強さを活かす
これに関してはゴーレムの職工と同じ、オフェンシブな金属術デッキが最も適合しているだろう。特に《絡み線の壁/Wall of Tanglecord(SOM)》を乗り越えられる接死能力は、他には無い強みになる。
逆に弱いのは赤黒除去単や緑黒などのアーティファクトが必然的に薄くなるデッキ、やはり能力を活かす為にも有る程度のアーティファクトは欲しいと言うことだ。
④《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》
・何故強さが分らないか
これに関しては相当考えました、最終的に行き着いたのは「環境に3マナ2/1飛行、4マナ2/3が居ないこと」そして「環境に軽量の優良生物が多すぎる」が影響しているんじゃないかなと。話し始めると長いのでその辺りは上記生物を並べた戦闘を予想して見てください。
5マナ3/3飛行が弱かった時期は過去ありませんが、ミラディンの傷跡では偏に言い切ることはできないんだなと。
・強さを活かす
これも似たような同じ結論です、ブロッカーに回る必要が無いようなデッキ構成にすればよいのです。システム除去や《絡み線の壁/Wall of Tanglecord(SOM)》、《ニューロックの模造品/Neurok Replica(SOM)》などで地上をがっちり固めた上で、《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》がオフェンシブに殴れるのであれば何の問題もないのだから。
逆に序盤細いデッキだとただのブロッカーとなってしまい、泣く泣く地上生物に対してブロックを強いられることになる。
⑤《金屑化/Turn to Slag(SOM)》
・何故強さが分らないか
妙に安い、そして高レベルの卓になればなるほど装備品の存在が減っていくため。
たとえば《粉砕/Shatter(SOM)》と《感電破/Galvanic Blast(SOM)》と《金屑化/Turn to Slag(SOM)》を並べられた時に、迷路にはまってしまうのだ。
・強さを活かす
これに関してはまだ回答は見付かっていません、卓のレベルに合わせたピックを・・・と言うレベルの話しか出来ません。
ただ強いカードであるのは間違いなく、ボム生物の対処も可能である為１枚目の評価は上げても問題は無いのでしょう。
コメント
確かに強いのですが、Wシンボル＋除去にしては5マナという重さが安い原因でしょう。赤についての考察は以前praeさんが考えている通り、「タッチで除去色と使えるならかなり使い勝手の良い色」という位置づけで良いと思うので、これをドラフトで取ってしまうとそれなりに赤の濃いデッキにせざるを得ないというジレンマが生じることとなります。そうなるとこれを一枚しか取れなかった、という事態になったら…中々入れ辛いかと思います。
逆に、赤いドラゴンやコス辺りが１ｓｔピック出来ていたなら、積極的に取れそうですけど。
全体の話について
装備品が溢れる環境なのに、それの無い前提の話が多いような気がします。確かに信頼できないのはわかりますが、例えば空長魚にコモンの杖や装具がついただけでも結構話に出てくる２/４ドレイクを越える大きさを得ることが出来ます。苦痛鍛冶にしても刃の翼やコモンの盾があるだけでも強さが変わるカードでしょうし、タフネス１の生物であってもそういった装備品がサポートすることによってフィニッシャークラスの強さを得ることになるでしょうからね。
毎度コメント有難うございます。
5については仰るとおりだと思います、これをピックし辛いのはまだ赤が濃い状態で強いデッキを組めないのがネックにもなってるのかもしれませんね。
《蔵製錬のドラゴン/Hoard-Smelter Dragon(SOM)》や《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》スタートの時はいつもgdってる感じがします。
装備に関しては最近過小評価し過ぎなのは確かですね、《煙霧吐き/Fume Spitter(SOM)》等の除去が好き過ぎてコントロール思考になりすぎなんでしょうか？
装備全体に関してもう少し見直しが必要かもしれません。
ご意見有難うございました。