プロ野球:前半戦総括~順位予想を添えて~ 前半
2011年7月21日 TCG全般 コメント (2)わがスワローズは10年ぶりの首位で前半戦を終えた。
取り合えず4月に行った順位予想との答え合わせをしてみよう。
現在のセリーグ順位は
1位ヤクルト 2位中日 2位(勝率3位)阪神 4位巨人 5位広島 6位横浜
http://baseball.yahoo.co.jp/npb/standings/
となっている。
で予想がこちら。
1位ヤクルト 2位阪神 3位中日 4位巨人 5位横浜 6位広島
http://praetorianguard.diarynote.jp/201104110222332383/
大体予想通りと行ったところか、ヤクルトの首位ターンは予想外でもなんでもない。
寧ろAクラスすら予想できなかった解説者達はもう一度1から野球を勉強しなおした方がいいのではないだろうか(暴走)。
取り合えずそれぞれチームの再評価
6位横浜
>>5位横浜
>>山本省、渡辺直の加入は大きい。石川や藤田も油が乗ってくる頃。
>>内川の離脱を下園、森本などで生めて行きたい。吉村が復活すればさらに希望が見える。
横浜の血はやはり横浜だったか・・・シーズン最序盤は吉村が復活して、これは予想通りの展開になるかと思いきや瞬間で失速。期待の山本省も2勝11敗とウルトラブレーキ、更にはローテを予想していた清水、三浦、大家の3人で2勝ではまずお話すら始まっていない。
高崎、須田の成長はあるものの、打線がそこを後押しできない。
中継ぎはいいというものの登板数が勝ちに直結して無いことからも、単純に先発が持たないだけという話。実際江尻や牛田は好投しているが、あの使われ方だとその内うどん屋コースだろう。
野手はそもそも1番に石川を固定しているのが最大の問題、何故粘り強く選球眼の良い渡辺直を1番で使わないのか?打撃不調の下園を使い続けるのも良く分からない、長打力のあるスレッジなどが居るにも関わらずだ。
1番渡辺直、2番石川とし、ハーパー、村田、スレッジのクリーンナップに繋げるのがいいだろう。これだと6番金城、7番吉村(下園、内藤)と脅威が続く。
打撃に関しては12球団最高得点とは言うが、効果的な得点が少なく打率や打点などの数字に残らないチームバッティングなど根本的なところが出来ていない。
そう言う複数の点から見直さなければ来年以降も6位だろう。
前半戦6位は残念だが当然の結果。
5位広島
>>6位広島
>>先発打線共に壊滅だったのに補強が外国人2人のみ、大竹とシュルツが復活しただけでシーズンが戦えると考えるのは甘すぎる。
酷評していた広島だが、廣瀬の予想外の活躍や「2人のみ」の補強だったバリントンとサファテはが大当たり。
・・・だが予想外の大当たり込みで5位なので、これも予想通りというべきか。
マエケンの不調や廣瀬のケガなど理由は幾つかあるが、理由はその限りではない。
ここ数年広島の傾向は1~3点リードを堅守と中継ぎで維持し勝ちをもぎ取っていくスタイル。そのスタイルが中継ぎ崩壊により機能しなくなっている。
堅守といえば聞こえはいいが、一発の期待できないショットガン打線。3番に廣瀬が座っていた頃は得点も稼いでいたが、離脱以降は相手投手の自滅待ちという感じがする。
現状山本芳のセカンド起用などで少し打線の厚みは増えたが、今後はオールスター明けに復帰を見込める廣瀬を絶対条件とした上で、1~4番の打順固定をキーに上げる。
前半戦最後の試合は1番に赤松を起用したが、後半戦はこれを推す。
一発長打の期待できない打線の鍵は1番の出塁率であり、盗塁成功率である。
これと2番東出3番廣瀬4番栗原が上手く絡めば得点能力は上がるだろう。5番以降は若手の丸、梵、山本を起用か。この際守備がそこまでよく無い山本はサードでの起用してみてはどうか。
中継ぎ整備と打線の固定が上位浮上の最低条件となる。
4位巨人
>>4位巨人
>>阿部の離脱が攻守にわたって響きそう。更には統一球の導入、東京ドーム使用不可でHR激減が容易に予想とマイナス点が際立つ。
>>投手陣も抑えの山口は兎も角、先発陣も安定しているとは言いがたい。
予想していた通りの展開で、余りにも捻りの無い結果を前半戦で出してくれました。
ただこの球団の戦略だと直ぐに統一球などの環境の変化に対応するのは難しいか。原監督はスモールベースボールを提唱しているようですが、脇役と見せかけてバントが下手糞な脇谷、古城を筆頭に、明らかにバントの出来ない選手だらけ。
横浜と比べるのは少し違うが、出来ないなら最低限の進塁打狙いなど上に打ち上げるだけの打撃とはおさらばしないと得点力不足は補えない。
打線の癌は1番の坂本、昔の仁志を更に酷くしたような状態で出塁率の低さがチームの得点力不足に直結している。
ケースバッティングが出来ない選手の為、本来であれば6番辺りにおいて気楽にバットを振らせたいが、こうなると1番に適した選手が殆ど居ないと長距離砲を集めた弊害が出てくると八方塞り。
更にはスモールベースボールを提唱した上で2番に高橋由を置くなど采配も酷い、出塁率やOPSが高ければ2番に適しているという暴論だろうか?
ラミレス復帰後は1番長野2番藤村(松本)3番大村で固定してはどうか、ケガが多い左にかすりもしない高橋由、不振でボールの見えていない小笠原をクリーンナップに据えているようでは戦意も上がらない。4番以降はいつものようにラミレス、阿部、坂本、高橋由(亀井、谷)と対艦巨砲が並ぶだろう。
投手陣は内海、澤村が予想以上の活躍をするも2番手以降がほぼ全滅、ゴンザレスが少し息を吹き返したか。
藤井や朝井など実績ある先発はチャンスすら与えられず2軍でふて腐れているのだろう。
特に藤井のような気分屋は2軍で結果を残せるような選手ではない、ハムから説明書をトレードしてもらった方がいいのでは?
中継ぎ以降も実績のある山口、久保を滅茶苦茶な使い方をした挙句、殆ど実績の無いロメロとアルハラデホを抑えで起用し、打たれては変え打たれては変え、遂には東野が抑えに回るというどこか90年代を見ているかのよう。
先発をしていれば中継ぎが務まる、中継ぎで好投すれば先発でも結果を出せるという風に考えて居そうで怖い。実際そういう起用方法なのだけども。
8回を山口9回を久保で早く固定するべき、東野のようなメンタルの弱い選手では抑えは務まらないのは火を見るより明らか。
巨人に対する熱い()思いが噴出して長くなったので、続きは明日。
取り合えず4月に行った順位予想との答え合わせをしてみよう。
現在のセリーグ順位は
1位ヤクルト 2位中日 2位(勝率3位)阪神 4位巨人 5位広島 6位横浜
http://baseball.yahoo.co.jp/npb/standings/
となっている。
で予想がこちら。
1位ヤクルト 2位阪神 3位中日 4位巨人 5位横浜 6位広島
http://praetorianguard.diarynote.jp/201104110222332383/
大体予想通りと行ったところか、ヤクルトの首位ターンは予想外でもなんでもない。
寧ろAクラスすら予想できなかった解説者達はもう一度1から野球を勉強しなおした方がいいのではないだろうか(暴走)。
取り合えずそれぞれチームの再評価
6位横浜
>>5位横浜
>>山本省、渡辺直の加入は大きい。石川や藤田も油が乗ってくる頃。
>>内川の離脱を下園、森本などで生めて行きたい。吉村が復活すればさらに希望が見える。
横浜の血はやはり横浜だったか・・・シーズン最序盤は吉村が復活して、これは予想通りの展開になるかと思いきや瞬間で失速。期待の山本省も2勝11敗とウルトラブレーキ、更にはローテを予想していた清水、三浦、大家の3人で2勝ではまずお話すら始まっていない。
高崎、須田の成長はあるものの、打線がそこを後押しできない。
中継ぎはいいというものの登板数が勝ちに直結して無いことからも、単純に先発が持たないだけという話。実際江尻や牛田は好投しているが、あの使われ方だとその内うどん屋コースだろう。
野手はそもそも1番に石川を固定しているのが最大の問題、何故粘り強く選球眼の良い渡辺直を1番で使わないのか?打撃不調の下園を使い続けるのも良く分からない、長打力のあるスレッジなどが居るにも関わらずだ。
1番渡辺直、2番石川とし、ハーパー、村田、スレッジのクリーンナップに繋げるのがいいだろう。これだと6番金城、7番吉村(下園、内藤)と脅威が続く。
打撃に関しては12球団最高得点とは言うが、効果的な得点が少なく打率や打点などの数字に残らないチームバッティングなど根本的なところが出来ていない。
そう言う複数の点から見直さなければ来年以降も6位だろう。
前半戦6位は残念だが当然の結果。
5位広島
>>6位広島
>>先発打線共に壊滅だったのに補強が外国人2人のみ、大竹とシュルツが復活しただけでシーズンが戦えると考えるのは甘すぎる。
酷評していた広島だが、廣瀬の予想外の活躍や「2人のみ」の補強だったバリントンとサファテはが大当たり。
・・・だが予想外の大当たり込みで5位なので、これも予想通りというべきか。
マエケンの不調や廣瀬のケガなど理由は幾つかあるが、理由はその限りではない。
ここ数年広島の傾向は1~3点リードを堅守と中継ぎで維持し勝ちをもぎ取っていくスタイル。そのスタイルが中継ぎ崩壊により機能しなくなっている。
堅守といえば聞こえはいいが、一発の期待できないショットガン打線。3番に廣瀬が座っていた頃は得点も稼いでいたが、離脱以降は相手投手の自滅待ちという感じがする。
現状山本芳のセカンド起用などで少し打線の厚みは増えたが、今後はオールスター明けに復帰を見込める廣瀬を絶対条件とした上で、1~4番の打順固定をキーに上げる。
前半戦最後の試合は1番に赤松を起用したが、後半戦はこれを推す。
一発長打の期待できない打線の鍵は1番の出塁率であり、盗塁成功率である。
これと2番東出3番廣瀬4番栗原が上手く絡めば得点能力は上がるだろう。5番以降は若手の丸、梵、山本を起用か。この際守備がそこまでよく無い山本はサードでの起用してみてはどうか。
中継ぎ整備と打線の固定が上位浮上の最低条件となる。
4位巨人
>>4位巨人
>>阿部の離脱が攻守にわたって響きそう。更には統一球の導入、東京ドーム使用不可でHR激減が容易に予想とマイナス点が際立つ。
>>投手陣も抑えの山口は兎も角、先発陣も安定しているとは言いがたい。
予想していた通りの展開で、余りにも捻りの無い結果を前半戦で出してくれました。
ただこの球団の戦略だと直ぐに統一球などの環境の変化に対応するのは難しいか。原監督はスモールベースボールを提唱しているようですが、脇役と見せかけてバントが下手糞な脇谷、古城を筆頭に、明らかにバントの出来ない選手だらけ。
横浜と比べるのは少し違うが、出来ないなら最低限の進塁打狙いなど上に打ち上げるだけの打撃とはおさらばしないと得点力不足は補えない。
打線の癌は1番の坂本、昔の仁志を更に酷くしたような状態で出塁率の低さがチームの得点力不足に直結している。
ケースバッティングが出来ない選手の為、本来であれば6番辺りにおいて気楽にバットを振らせたいが、こうなると1番に適した選手が殆ど居ないと長距離砲を集めた弊害が出てくると八方塞り。
更にはスモールベースボールを提唱した上で2番に高橋由を置くなど采配も酷い、出塁率やOPSが高ければ2番に適しているという暴論だろうか?
ラミレス復帰後は1番長野2番藤村(松本)3番大村で固定してはどうか、ケガが多い左にかすりもしない高橋由、不振でボールの見えていない小笠原をクリーンナップに据えているようでは戦意も上がらない。4番以降はいつものようにラミレス、阿部、坂本、高橋由(亀井、谷)と対艦巨砲が並ぶだろう。
投手陣は内海、澤村が予想以上の活躍をするも2番手以降がほぼ全滅、ゴンザレスが少し息を吹き返したか。
藤井や朝井など実績ある先発はチャンスすら与えられず2軍でふて腐れているのだろう。
特に藤井のような気分屋は2軍で結果を残せるような選手ではない、ハムから説明書をトレードしてもらった方がいいのでは?
中継ぎ以降も実績のある山口、久保を滅茶苦茶な使い方をした挙句、殆ど実績の無いロメロとアルハラデホを抑えで起用し、打たれては変え打たれては変え、遂には東野が抑えに回るというどこか90年代を見ているかのよう。
先発をしていれば中継ぎが務まる、中継ぎで好投すれば先発でも結果を出せるという風に考えて居そうで怖い。実際そういう起用方法なのだけども。
8回を山口9回を久保で早く固定するべき、東野のようなメンタルの弱い選手では抑えは務まらないのは火を見るより明らか。
巨人に対する熱い()思いが噴出して長くなったので、続きは明日。
コメント
今年は最下位まであるって予想してた結果がこれだよ!
Praeさんなりの西武の考察を聞きたいな。
ぜひぜひ。
西武は色々ヤバイね。とりあえず落ち着いたら西武だけ特別編で書きます。
セ専だから結構怪しいけども。