流石に昨日長文を書きすぎたのでちょっと一休み。
京浜アスレチックスは漫画「ストッパー毒島」に出てくる架空の球団。しかし万年Bクラスの弱小チームで、観客数も少ない。
余りにも成績が酷い為、監督がシーズン途中に休養してしまい、それまで長年2軍の監督であった三木監督(背番号80)が代行として呼ばれる。

代行監督1年目としてのシーズンは、それまでの借金が重く最下位のままシーズンを終える。
しかし2年目、若手起用と自ら招聘したコーチ(この招聘を監督であることの前提条件とした)の活躍により、10.19を模したダブルヘッダーに勝利し、劇的な優勝を遂げるのだ。

さて・・・現在セリーグの首位を走るスワローズ、2軍監督から代行監督、そして伊勢コーチを招聘し1軍の正規監督となった小川監督。
1年目のシーズンは脅威の勝率を残すも、ご存知前半戦の借金が重く4位に終る。
しかし2年目、細かな采配、選手育成の甲斐有り首位で前半戦を終える。

まず一つ言える事は三木監督と小川監督が1軍監督になった経緯、そしてなにより二人の背番号が一致していることである(小川監督の背番号は80)。
また京浜アスレチックスの守備走塁コーチに背番号85の飯島と言うコーチが居たり(ヤクルトの守備走塁コーチは飯田コーチで背番号85)、主人公が日本人最高球速をマークしたり(日本人最高球速は由規)、社会人卒でドラフト5位の左のサイドスローの投手が居たり(久古は社会人卒のドラフト5位)など面白い共通点は多い。

完全に一致!とは言わないが2軍を熟知している監督が1軍に昇格し、ボロボロになっていたチームを立て直す。なんともわくわくするようなストーリーではないか。
それが現実で起きようとしている、まさに現実は小説より奇なり。


奇しくも・・・京浜アスレチックスがリーグ優勝したのは1997年、これはヤクルトがリーグ優勝した年であり、実際にヤクルトの選手の描写もある。
野村監督はオリックスが優勝するとしてアスレチックスの情報収集を切り捨てたが、最後まで古田だけは京浜アスレチックスが優勝すると思っていたというヤクルトファンにはニヤニヤが止まらない展開でした。

フィクションからノンフィクションへ、そして14年越しのドラマへ。
今のスワローズは漫画すら超越するか?

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