オールスター1戦目は畠山MVPスリーランによりセリーグの勝利に終った。
前半戦最終戦で復活かどうかと疑問符だったバレンティンもHR競争で中村と共に優勝、試合でも2安打1HR。
特に試合中のHRは絶好調の打球角、打球方向と完全に一致しており、完全復活が予想される。
さて順位予想の続き。

現在のセリーグ順位は
1位ヤクルト 2位中日 2位(勝率3位)阪神 4位巨人 5位広島 6位横浜
http://baseball.yahoo.co.jp/npb/standings/
予想がこちら。
1位ヤクルト 2位阪神 3位中日 4位巨人 5位横浜 6位広島
http://praetorianguard.diarynote.jp/201104110222332383/

前回は4~6位までの予想だったので、今回は3位から。
2位(勝率3位)阪神
>>2位阪神
>>能見、岩田が復活し中継ぎも小林宏が加入し厚みを増した。小林宏と久保田の調子次第だが、投手陣は安定して見ていられる。しかし打撃陣の殆どがキャリアハイだった去年から統一球になることで打撃に難があると考えられる。
順位的にはおおよそ正解か、溢れんばかりの選手層を上手く使いきれず第2の巨人化してきている。
まず投手陣、層の厚みが増したのは事実だが、実績が有るとは言え乗り切れ無い久保田、小林宏、杉内という勝ちパターンの中継ぎ3人を早めに見切ることができず、誰かが打たれて逆転負けというパターンが大量発生。
オールスター直前になって川崎、渡辺、そして新人の榎田をしっかり勝ちパターンに据え始めたがまだ采配にバラつきがある。
この辺りの投手起用をしっかりと固定しなければ、競った試合では基本的に勝てないものと思ったほうがいい。
野手陣では序盤は統一球に苦戦するも、前半戦半ばより対応。マートン、平野、ブラゼルら最初はさっぱりだったものの徐々に対応し、打線はオールスター前にほぼ去年と同じような形を作りつつある。
城島の怪我が発覚した事で捕手が藤井になり、投手陣も心なしか投げやすい環境になったのではないか。城島復帰時にどう起用するかは焦点となるか。
またレフトで守備の足を引っ張る金本は統一球で守備走塁が重要となった現環境では無用の長物。早期の引退決意が上位浮上の鍵になる。
この辺りのベテランの捌き方次第で、今後予想通りの2位に浮上するのではないかと考えている。

2位中日
>>3位中日
>>チェン、吉見の左右の看板が出遅れる、そのため前半戦で一気にどん底に落ち込む可能性がある。打撃陣は依然強力だが、対策されつつある主砲ブランコを新外国人2名がどうバックアップできるか。
チェン、吉見の出遅れが地震の影響で軽減されたものの、クリーンナップが想像を超える超不振、挙句ブランコは怪我で離脱、代わりのグスマンは使い物にならずと序盤は苦戦。
しかし相変わらずのしたたかさ、一人名前を挙げるとしたら平田の「持っている」力で勝ちをもぎ取り何とかの2位。
前半戦は回りが統一球に苦戦し、自動的に勝利をもぎ取るという形になっていたが、後半戦はこのままでは首位に立てないし2位も怪しい。
オールスター前には岩崎、平田、堂上などの調子の良い若手起用となり、全体的に荒削りなチームとなったものの勢いを少しでも上げていこうという形にしたのは評価できる。
落合監督は引退前に次期監督に対して若い戦力を確立させておこうと言う算段なのだろうか?
現状4番5番を打つ森野、和田が少しずつ調子を上げてきており、投手陣も恐らく秋に強い山本昌、ここ一番で結果を残す小笠原、山井も復調してくるであろう。
そう考えると抑えの岩瀬の起用方法が鍵となる、現状左打者に絶対的相性を誇る小林正が居るものの、高橋聡はまだ復帰せず、勝ちパターンに鈴木、三瀬などをつぎ込まないといけない厳しい展開となっている。
現状岩瀬は年齢もあり、被打率も高く絶対的守護神と言う存在とは程遠い状態、CSなどで1点差のゲームで浅尾と岩瀬どちらを起用するかと言う場面はかなり多いと思われるが、そこで勝利を優先して浅尾を起用できるか、これはおそらくシーズン終盤のゲームにおいて非常に重要になることが予想される。
主軸の復調があれば首位のヤクルトとの7.5ゲーム差を詰めるのもそう難しい事ではないだろう。中日の鍵は短期決戦での中継ぎの起用方法となるだろう。

ヤクルトはまた明日に。

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