2012広島寸評

2012年1月12日 TCG全般
《投手陣》
去年から特にメンバーは変わっていない。敢えて言うなら野村が加入したが、大卒1年目に貯金を期待するのは酷と言うものだろう(ローテを7割程度守れるかもしれないが)。
広島の投手は1年活躍しても次の年に一気に成績を落とす事が多く、福井、今村は今年が正念場となる。
恐らくこれは起用法と選手のケアの問題で、この伝統は自分が記憶しているだけでも新人投手のキャリアハイ=実働1年目なのは小林幹、澤崎、山内当たりから続いている。

この駒不足による酷使→劣化の負のスパイラルから抜け出さない限り、安定した投手力が必要なAクラスとなるのは難しいと思われる。

《野手陣》
新外国人が加入したがその他戦力は去年据え置き、個人的なポイントはバーデンと梵。この二人が予想以上に活躍できるとAクラスは見えてくるが・・・
スタノビアは良い補強だったかとは思います、ただバーデンと二人並べて使うかは結構微妙、一番いいのは選球眼のいいバーデンが3割近く打って3番に、長打のあるスタノビアを5番、クラッチヒッターの廣瀬を6番にというのが個人的には理想かなと。そのためにもバーデンの活躍には活躍したい所。
毎年控えクラスが今一ですが、東出や石原もいい年なので木村、会澤、外野の控えで言えば天谷赤松岩本辺りが不調の選手のアナを埋められると大きい。

《総評》
毎度同じく戦力補強は少数の外国人(今の所スタノビアのみ?)と新人と話題に乏しい。スタッフも特に変動が無く、致命的な投手層の薄さは改善されず。野村が一人先発に加わっただけマシと言うべきだろうか。
もし上位争いに加わるのであれば苦手の交流戦を5割以上で乗り切った上で、先発陣が無事な上で、《打者陣》で上げた選手らが活躍する打のチームを目指す事になるだろう。
良く野村監督の采配に問題があるとか、新井金本の離脱があったからと聞くが、そもそもブラウン監督の時から5位癖はあった(その中で黒田と新井が在籍していた2年もBクラス)し、そもそも投手リレーを決めたり投手調整に失敗しているのは大野コーチだ。
主砲二人が抜けただけで13年Bクラスになるのであればヤクルトなんざ100年くらいは立ち直れないくらい戦力が抜け落ちている。
一番の癌はやはり球団経営の問題だろう。

《ベストオーダー》
6梵
4東出
8廣瀬
3栗原
9スタノビア
5バーデン
7丸
2石原

《ローテーション》
前田健→バリントン→篠田→大竹→福井→齋藤(野村)

《リリーフ》
サファテ(抑え)、今村、梅津、横山、菊地原、青木高、永川

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