リミテッドの土地構成に関して
2012年3月17日 TCG全般長くなったので自分のところで書く。
リミテッドの土地が17枚が王道と言わ始めて随分経ちます。
オデッセイ辺りから大々的に言われていたようなきもするけど、それはまぁどうでもいい。
listenerさんの記事で土地17は多い、この環境は寧ろ16枚ではないかと言う記事があったので、それに関する考察を。
先に言っておくと話しに上げているlistenerさんのデッキは土地16で大丈夫です。
コメント欄より
bunさん
>>40枚のデッキに16枚の土地の比率と、60枚のデッキに24枚の土地は比率が同じであるので、5マナまで伸ばす事は可能です。
仰っているよにリミテッドでの土地16枚は構築での土地24枚に該当します。
確かに構築で土地25枚以上のデッキは殆どコントロールであって、ビートで25枚以上の土地を積んでいると特殊な構成であるか、土地バランスを間違えていると思われます。
だからリミテッドの土地は16枚でFA!終了!
だがちょっとまって欲しい、17枚が王道は何処に行ったのか?
構築とリミテッドで一つ大きな違いがあるのは、2色以上出る特殊地形の存在です。
そう、リミテッドのデッキには殆ど基本地形しか入らないと言う前提条件が存在するのです。
一つ有名なマナ理論を上げて見ます。
かの変人Zvi Mowshowitzの作り上げたMyFires理論の中では、1T目に確実に緑マナを出したい場合、14枚の緑の出る土地が必要とされていました。
これをリミテッドに換算すると14*2/3なので約9.3枚に該当します。甘めに見積もってメインカラーの土地を9枚にしたとして、全体の土地が16枚の場合はサブカラーの土地は7枚。
これを構築に換算すると10.5枚・・・うーむ?
例として赤メインのボロスを組んだとして、サブカラーの土地が10~11枚で安定して回せるでしょうか?
自分は少なくとも回せないだろうし、回したいとも思えません。
特にボロスで序盤にマナトラブル(どちらかと言うとカラートラブルですね)なんぞ多発した暁には、マリガンは増えるわコントロールに蹂躙されるわ、酷い目に合うのが安易に予想できます。
これは逆にリミテッドの軽量ビートにも該当するお話です。
マナトラブルで序盤に展開できなかった時の熊ボッコデッキ(2マナ2/2を大量に詰め込んだデッキ)ほど弱いデッキもありません。
ただ、片方のカラーが軽量生物を占領していないことが前提で、メインカラーのカードの枚数の6掛け(あくまで目安です)を切るようであれば、このバランスは間違いではないと思われます。
イメージ的には
メインカラー 15
サブカラー 9
メイン土地 9 サブ土地7
と言う感じですね。
では8:8の土地構成ではどうか。恐らく土地16の場合、殆どがこの構成になると思われます。ただし1ターン目に片方の色が確実に欲しいというのであれば兎も角、早いターンにダブルシンボルを揃えようとするは自殺行為に近いです。
《対抗呪文/Counterspell》を積むデッキの青マナの数を数えてみて下さい(恐らく16~18だとは思います)、構築デッキの土地12枚でダブルシンボルを揃えるのがどれだけ難しい事か。12枚だと構築だと3色目でも怪しいですからね。
DKAは軽いダブルシンボルが強いと言う事もあり
《忠実な聖戦士/Loyal Cathar(DKA)》
《絡み根の霊/Strangleroot Geist(DKA)》
《嵐縛りの霊/Stormbound Geist(DKA)》
辺りを擁している場合、安直に8:8構成にすると痛い目に合いそうです。
・色分布はほぼ均一だしダブルシンボルも居る人はどうすれば・・・(トビー君風)
だからこそ原点回帰しての土地17枚ではないでしょうか?土地17であれば9:8の土地構成、構築に換算すると13.5:12の土地構成として計算できます。
片方のカラーによっている場合は10:7であれば、構築換算で15:10.5の土地構成として計算でき、これでメインカラーのダブルシンボルが出なくなることは無いでしょう。
・マナフラッドしたら弱すぎるんじゃ
ここでやっと5マナ圏のお話が出てきます。かの有名なマナカーブ理論はスライ理論の影響で1,2マナ圏の枚数だけが話のネタに上がりますが、しっかり5マナ圏まで設定されています。マナカーブ理論は土地24で5マナ圏3枚を据えています。こう考えると土地16でも5マナ圏の1枚や2枚余裕そうに思えます。
コントロールに2~3枚だけ入っているフィニッシャーの様なイメージでしょうか?
・結局の所・・・
ダブルシンボルの有無、色バランス、コンバットアクションの有無(突破力)etc...
この辺りの要素を踏まえた上で16枚か、17枚か、はたまた土地バランスをどうするかを決めると良さそうです。
この際構築の土地バランスに置き換えて考えると、なおイメージしやすいのではないか。と言う結論で〆たいと思います。
リミテッドの土地が17枚が王道と言わ始めて随分経ちます。
オデッセイ辺りから大々的に言われていたようなきもするけど、それはまぁどうでもいい。
listenerさんの記事で土地17は多い、この環境は寧ろ16枚ではないかと言う記事があったので、それに関する考察を。
先に言っておくと話しに上げているlistenerさんのデッキは土地16で大丈夫です。
コメント欄より
bunさん
>>40枚のデッキに16枚の土地の比率と、60枚のデッキに24枚の土地は比率が同じであるので、5マナまで伸ばす事は可能です。
仰っているよにリミテッドでの土地16枚は構築での土地24枚に該当します。
確かに構築で土地25枚以上のデッキは殆どコントロールであって、ビートで25枚以上の土地を積んでいると特殊な構成であるか、土地バランスを間違えていると思われます。
だからリミテッドの土地は16枚でFA!終了!
だがちょっとまって欲しい、17枚が王道は何処に行ったのか?
構築とリミテッドで一つ大きな違いがあるのは、2色以上出る特殊地形の存在です。
そう、リミテッドのデッキには殆ど基本地形しか入らないと言う前提条件が存在するのです。
一つ有名なマナ理論を上げて見ます。
かの変人Zvi Mowshowitzの作り上げたMyFires理論の中では、1T目に確実に緑マナを出したい場合、14枚の緑の出る土地が必要とされていました。
これをリミテッドに換算すると14*2/3なので約9.3枚に該当します。甘めに見積もってメインカラーの土地を9枚にしたとして、全体の土地が16枚の場合はサブカラーの土地は7枚。
これを構築に換算すると10.5枚・・・うーむ?
例として赤メインのボロスを組んだとして、サブカラーの土地が10~11枚で安定して回せるでしょうか?
自分は少なくとも回せないだろうし、回したいとも思えません。
特にボロスで序盤にマナトラブル(どちらかと言うとカラートラブルですね)なんぞ多発した暁には、マリガンは増えるわコントロールに蹂躙されるわ、酷い目に合うのが安易に予想できます。
これは逆にリミテッドの軽量ビートにも該当するお話です。
マナトラブルで序盤に展開できなかった時の熊ボッコデッキ(2マナ2/2を大量に詰め込んだデッキ)ほど弱いデッキもありません。
ただ、片方のカラーが軽量生物を占領していないことが前提で、メインカラーのカードの枚数の6掛け(あくまで目安です)を切るようであれば、このバランスは間違いではないと思われます。
イメージ的には
メインカラー 15
サブカラー 9
メイン土地 9 サブ土地7
と言う感じですね。
では8:8の土地構成ではどうか。恐らく土地16の場合、殆どがこの構成になると思われます。ただし1ターン目に片方の色が確実に欲しいというのであれば兎も角、早いターンにダブルシンボルを揃えようとするは自殺行為に近いです。
《対抗呪文/Counterspell》を積むデッキの青マナの数を数えてみて下さい(恐らく16~18だとは思います)、構築デッキの土地12枚でダブルシンボルを揃えるのがどれだけ難しい事か。12枚だと構築だと3色目でも怪しいですからね。
DKAは軽いダブルシンボルが強いと言う事もあり
《忠実な聖戦士/Loyal Cathar(DKA)》
《絡み根の霊/Strangleroot Geist(DKA)》
《嵐縛りの霊/Stormbound Geist(DKA)》
辺りを擁している場合、安直に8:8構成にすると痛い目に合いそうです。
・色分布はほぼ均一だしダブルシンボルも居る人はどうすれば・・・(トビー君風)
だからこそ原点回帰しての土地17枚ではないでしょうか?土地17であれば9:8の土地構成、構築に換算すると13.5:12の土地構成として計算できます。
片方のカラーによっている場合は10:7であれば、構築換算で15:10.5の土地構成として計算でき、これでメインカラーのダブルシンボルが出なくなることは無いでしょう。
・マナフラッドしたら弱すぎるんじゃ
ここでやっと5マナ圏のお話が出てきます。かの有名なマナカーブ理論はスライ理論の影響で1,2マナ圏の枚数だけが話のネタに上がりますが、しっかり5マナ圏まで設定されています。マナカーブ理論は土地24で5マナ圏3枚を据えています。こう考えると土地16でも5マナ圏の1枚や2枚余裕そうに思えます。
コントロールに2~3枚だけ入っているフィニッシャーの様なイメージでしょうか?
・結局の所・・・
ダブルシンボルの有無、色バランス、コンバットアクションの有無(突破力)etc...
この辺りの要素を踏まえた上で16枚か、17枚か、はたまた土地バランスをどうするかを決めると良さそうです。
この際構築の土地バランスに置き換えて考えると、なおイメージしやすいのではないか。と言う結論で〆たいと思います。
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