今日の記事は非常に長文で、偏った考え方の元に書いてるので、鬱陶しいと思う人はスルー推奨。
全ての競技において、年齢の旬はある。
例えばプロ野球選手であれば24~32の間にキャリアハイが来るのが一般的で、一部の例外を除いて、以降成績は落ちていく。
何故なら練習を重ね、経験を積み重ねても、歳を取るとともに最高のパフォーマンスを持続するのが難しくなっていくからだ。
ではMTGプレイヤーが最高のパフォーマンスを維持できる時はいつだろうか?
手前の話(そして非常に情けない話)にはなってしまうが、日頃ある程度練習を重ねていても、体力、順応力、繊細さ、感性が徐々に衰えていくのを体感している。
良くあるパターンは7~9回戦の長丁場となると、中盤戦(4~5戦目)を迎えると急に体に倦怠感を感じ、集中力が低下するようになる。
これを栄養ドリンクやブドウ糖の直接摂取、食事などに寄って無理やりパフォーマンスを修正してやるのだが、やはり体に蓄えられる総エネルギー量が減っているのかなと思ってしまう。
ではトッププレイヤー達はどうか。
現在日本のトッププレイヤーは渡辺雄也、市川ユウキ、山本健太郎の3人。(敬称略)
年齢はそれぞれ30以下だ。
これまで20年以上日本でMTGのプロは排出され続けてきたが、そのプロたちは何処へ行ってしまったのだろうか?
長い経験と知識の上に成り立った優位を元に、引き続き栄光を築き上げる事ができる筈である彼らは?
中村修平は?浅原晃は?池田剛は?
なぜ30後半のプレイヤーは日本選手権で、プロツアーで、そして世界選手権で圧倒的な成績を残していないのか。
これには色々と理由はあるが(主に仕事とか)、一つの考え方として、やはり年齢による物ではないだろうかと思う。
30歳を超えても輝かしい実績を残し、最前線でプレイしているプロ達は確かに居る、だがそれは彼らの20台に比べてより輝きを増しているだろうか?
MTGプレイヤーの旬、この明確なラインとして30歳は一つの目安ではないだろうか。
人は必ず老い思考能力が落ちる、これは事実だ。脳の機能は少しずつ劣化していく。
だが、本当に30歳が能力のピークなのだろうか?
MTGに近いゲームに将棋、チェス、麻雀などのゲームが有るが、これらのゲームのプロはどちらかと言うと30を超えた人が多い。
例えば将棋、現時点では疑う余地のなく羽生世代が最強であり、この世代は今年で44歳を迎える。
彼らは自分たちより老獪な年上も、脳が活発な年下も一切寄せ付けない強さがある。
一体何が将棋のプロの強さを支えているのだろうか。
ここまで敢えてある事実に触れていなかった。むしろ話題が拡散するので敢えて目を逸らしていた。
実は海外のプロプレイヤーは30を超えたプレイヤーが多数(ジョン・フィンケルを始めとして!)いる。
昨今の結果で言えば今年の世界選手権に残ったパトリックチャピンも34歳だ。
一つ面白い試金石がある。
世界最強のプロプレイヤー集団、LSV率いるCFB(チャガモファイヤーボールではない)のプレイヤーに28~32のプレイヤーが多くいるのだ。
彼らが5年後どのように活躍しているか、これは一つMTGプレイヤーの傾向を見るにはちょうどいい試金石だろう。
過去の自分を見つめなおしても生まれるものはない。
池山の台詞を借りると「全盛期の自分のビデオを見て、画面の中の自分が今とは別人だった」と悲しみに打ちひしがれる事しか出来ない。
どうやって最高のパフォーマンスを出すか。
来年の課題はなかなか険しいようです。
全ての競技において、年齢の旬はある。
例えばプロ野球選手であれば24~32の間にキャリアハイが来るのが一般的で、一部の例外を除いて、以降成績は落ちていく。
何故なら練習を重ね、経験を積み重ねても、歳を取るとともに最高のパフォーマンスを持続するのが難しくなっていくからだ。
ではMTGプレイヤーが最高のパフォーマンスを維持できる時はいつだろうか?
手前の話(そして非常に情けない話)にはなってしまうが、日頃ある程度練習を重ねていても、体力、順応力、繊細さ、感性が徐々に衰えていくのを体感している。
良くあるパターンは7~9回戦の長丁場となると、中盤戦(4~5戦目)を迎えると急に体に倦怠感を感じ、集中力が低下するようになる。
これを栄養ドリンクやブドウ糖の直接摂取、食事などに寄って無理やりパフォーマンスを修正してやるのだが、やはり体に蓄えられる総エネルギー量が減っているのかなと思ってしまう。
ではトッププレイヤー達はどうか。
現在日本のトッププレイヤーは渡辺雄也、市川ユウキ、山本健太郎の3人。(敬称略)
年齢はそれぞれ30以下だ。
これまで20年以上日本でMTGのプロは排出され続けてきたが、そのプロたちは何処へ行ってしまったのだろうか?
長い経験と知識の上に成り立った優位を元に、引き続き栄光を築き上げる事ができる筈である彼らは?
中村修平は?浅原晃は?池田剛は?
なぜ30後半のプレイヤーは日本選手権で、プロツアーで、そして世界選手権で圧倒的な成績を残していないのか。
これには色々と理由はあるが(主に仕事とか)、一つの考え方として、やはり年齢による物ではないだろうかと思う。
30歳を超えても輝かしい実績を残し、最前線でプレイしているプロ達は確かに居る、だがそれは彼らの20台に比べてより輝きを増しているだろうか?
MTGプレイヤーの旬、この明確なラインとして30歳は一つの目安ではないだろうか。
人は必ず老い思考能力が落ちる、これは事実だ。脳の機能は少しずつ劣化していく。
だが、本当に30歳が能力のピークなのだろうか?
MTGに近いゲームに将棋、チェス、麻雀などのゲームが有るが、これらのゲームのプロはどちらかと言うと30を超えた人が多い。
例えば将棋、現時点では疑う余地のなく羽生世代が最強であり、この世代は今年で44歳を迎える。
彼らは自分たちより老獪な年上も、脳が活発な年下も一切寄せ付けない強さがある。
一体何が将棋のプロの強さを支えているのだろうか。
ここまで敢えてある事実に触れていなかった。むしろ話題が拡散するので敢えて目を逸らしていた。
実は海外のプロプレイヤーは30を超えたプレイヤーが多数(ジョン・フィンケルを始めとして!)いる。
昨今の結果で言えば今年の世界選手権に残ったパトリックチャピンも34歳だ。
一つ面白い試金石がある。
世界最強のプロプレイヤー集団、LSV率いるCFB(チャガモファイヤーボールではない)のプレイヤーに28~32のプレイヤーが多くいるのだ。
彼らが5年後どのように活躍しているか、これは一つMTGプレイヤーの傾向を見るにはちょうどいい試金石だろう。
過去の自分を見つめなおしても生まれるものはない。
池山の台詞を借りると「全盛期の自分のビデオを見て、画面の中の自分が今とは別人だった」と悲しみに打ちひしがれる事しか出来ない。
どうやって最高のパフォーマンスを出すか。
来年の課題はなかなか険しいようです。
コメント
戦わなければならないので長考できないんですよねー。最適手を瞬時に導き出さないと
いけないのがマジック。歳とると思考力が落ちてくるんで、そこが辛いところです。
と、来年4回目の年女は考える次第。でもマジックはチェスなんかより楽しいです。
ちなみに、チェスとか将棋は定跡があるので、いつそこから外れて攻め込むかという
判断力が試されますです。(元チェスプレイヤー)
元チェスプレイヤーだったのですね。
将棋でも10分将棋のNHK杯は若手が取ることも多いので、確かに思考時間の長さは関わっているかもしれませんね。
マジックもある程度序盤の定跡はあると思っているのですが、ランダムドローの分同じ序盤は本当に少ないんですよね・・・
MTGは環境の変化は多いけど盤面自体は将棋に比べたら比較にならないくらい簡単なゲームだよ
MTGのプロプレイヤーに高年齢がいないのは賞金が安いからずっと続ける人が少ないってだけだと思う